ウインアトラスの出走結果

ウインアトラス【牡5･500万】

1/11（月） 中山 8R 4歳以上500万下 ダ 1800 57.0 四位　洋文 9/16着 四位洋文騎手　ゲート内でうるさい素振をしていたので馬の顔を横に向けさせて構えていたのですが、スタートのときに立ち上がるような格好になってしまって出遅れてしまいました。スタート次第では逃げることを考えていたのでこれは誤算でしたが、砂をかぶると嫌がる馬ということですから、こうなった以上、少し間隔をおいて最後方から様子をみる戦法を変たんです。するとパシュファイアーの効果があってか砂をかぶらせてみても問題なかったですし、ラストもしっかりと脚を使ってくれました。最後の坂でさすがに脚が上がってしまいましたが、休み明けの分もあったのかもしれません。ゲートの挙動に関しても休み明けということで余計にうるさかったと思いますし、次はもっとよくなるでしょう。出走間隔などの問題もあるから、簡単にはいかないかもしれないけれど、イメージとしては東京のマイルくらいで差す競馬をさせてあげたいと感じました。

小島太調教師　出遅れてしまったことで後ろからの競馬になり、事前の予定と違う競馬になったのですが、差しの利かないこの馬場であれだけ脚を使えたのは収穫だね。この中間にパシュファイアーを装着したときの挙動を見て「砂をかぶっても大丈夫なのでは」という思いがあったのだけれど、それがレースでも見ることができたのは今後に向けていい傾向。ジョッキーも手ごたえを感じていたし、どのくらいの出走間隔で出走できるかをしっかり調査して、その状況で今後の予定を組もうと思います。できれば早い段階でもう1戦したいですね。しっかり結果を出していけるように頑張っていきます。

及川の目　ゲート内でうるさい仕草をみせて、立ち上がりながらのスタートとなり最後方から。「逃げ」を考えていたレースですからいきなりの誤算でしたが、砂をかぶっても頭を上げる場面がなかったですし、レースで初めて装着したパシュファイアーの効果がしっかりと見て取ることができたのは収穫でした。特筆すべきポイントは4コーナー。平気な顔で馬の間を割ってきたところです。これまでは外々をまわらなければ嫌気を出していただけに、この点は本日、最大の前進だったと思います。ゲート内にしても、もまれ込んだときにどのような挙動を見せるかなど課題はありますが、収穫も多かったレースだったと思います。このように新味をどんどん見せていくのが今後に向けて大切なことだと思いますので、ますます新しい面を見せて行ってもらいたいです。

情報提供：ウインレーシングクラブ

（観戦記）
パドックでは少しチャカチャカして、厩務員さんを頼るような仕草も見せていましたが、比較的落ち着いていた。アトラスはスタートで出遅れましたが、及川さんの言うように最終コーナーで馬群に割って入ったのは今回の収穫。次は出走できたら府中のマイル戦を目指すそうです。ビュっと切れる脚がないので、現時点では芝よりダート向きと陣営は考えているようです。府中のダラダラとした坂の方が中山の急な坂よりはあっていそうですね。とにかく次もレース間隔が開きすぎずに使えればいいですね。

ところで、私が競馬場に着いたのは7Rが始まる前で、4Rの落馬事故は全く知りませんでした。こんなに多くの乗り替わりがあると馬券は買いにくいですね。そのため、中山に行ったのに京都の馬券ばかり買っていました（結局、収支はマイナスでした）。