ウインボールド(8/13～17)

ウインボールド【牡3･500万】

8/11（土）
函Ｗ稍 助手 5F～70.6～54.6～39.9～13.1 (7) 馬なり
直線併せの内、外古馬500万下ディープウイング馬なりと併入。

8/15（水）
函Ｗ良 助手 5F～66.3～50.5～37.4～12.7 (7) 一杯追う
5F併せの内、外3歳1000万下コンゴウダイオー一杯追うに半馬身先着。

　今朝の函館競馬場、馬場開場時間午前5時30分の気温25度、天候は晴れ。暑さを和らげてくれる函館特有の海風も今日は弱く、気温もグングンと上昇しています。馬場状態はすべて「良」でした。
　栗東からの輸送を問題なくクリアしたウインボールドは、今週の札幌日曜6R芝2600mへ向けて最終追い切りをかけられています。
　田原調教助手が騎乗して、3歳1000万下コンゴウダイオーとの併走状態で5Fからスタート。直線では激しいせめぎ合いとなりましたが、底力で半馬身ほど先着を果たしています。しかも、5F66秒3の好時計。ラストも3F37秒4～12秒7なら立派でしょう。
　「春シーズンを早めにスパッと諦めて、休養に充てたことがうまいこと体質強化に結びついたようです。もともと500万クラスなら上位だからね」と、山内調教師も初戦から期待をかけている口ぶりです。

8/16（木）
　今朝の函館競馬場、馬場開場時間午前5時30分の気温26度、天候は曇り。馬場状態はすべて「良」です。
　昨日、東西両トレセンで同時に「馬インフルエンザ」に感染した疑いのある馬が複数（美浦3頭、栗東17頭）確認されました。この事態を受けて、JRAは本日よりJRAの施設以外からの馬の移動を全面的に禁止としています。事実上、入厩検疫は当面凍結状態となりました。今週の競馬開催については、「これ以上の広がりはない」としたJRAの判断により執り行う意向ですが、今後の事態の推移によっては次週以降の開催も含めて不透明な状態であるとJRAが会見で発表しています。なお、「馬インフルエンザ」の罹患馬が国内で発見されたのは、昭和47年に大流行して以来のことだそうです。
　追い切り明けのウインボールドは、久保調教助手に引かれての運動のみで楽をさせてもらっています。こちらも、函館入りした山内調教師が「好馬体を維持しているね」と、とても満足そうでした。
　どうにか今週は通常通りに競馬が開催されることになり、山内調教師も安堵の表情を浮かべていました。

8/17（金）
　今朝の函館競馬場、馬場開場時間午前5時30分の気温18度、天候は曇り。馬場状態はすべて「良」です。
　昨日、今週の競馬開催を通常通り行うと公表したJRAですが、馬インフルエンザに感染した馬の拡大が認められたことで、開催中止を決定しました。
　今週末の出走が確定したウインボールドは、朝の調教前にまずはインフルエンザの検査。これはもちろん陰性で、無事にレースに出られそうでした。そんなところへ、今週の競馬中止の一報が入ったものですから、田原調教助手はガックリ肩を落としています。
　今朝はその田原助手の手綱でウッドチップの角馬場で乗り込んだあと、ウッドチップコースをキャンターで1周しています。「この馬、かなり良くなっています。休み明けからいいところだと思っていたのになぁ・・・」と、苦虫を噛み潰すように語る田原助手でした。

情報提供：ウインレーシングクラブ

馬インフルエンザ感染の拡大で競馬中止！調子が良く、出走メンバーから見ても、勝ち負けと思っていたのですが。とにかく馬体が減らないように、そしてインフルエンザ感染が早く終息することを願うしかないです。