http://shikakenin.blog.shinobi.jp/%E4%B8%80%E5%8F%A3%E9%A6%AC%E4%B8%BB/%E5%BC%B7%E3%81%84%E5%8E%A9%E8%88%8E%E3%81%AB%E9%A6%AC%E3%82%92%E9%A0%90%E3%81%91%E3%81%A6%E4%BD%95%E3%81%8C%E6%82%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F強い厩舎に馬を預けて何が悪いのか?
『上位厩舎を狙い撃ち 管理可能頭数削減の怪』で日経の野元賢一記者が書いていますが、現在、馬房数の3倍の馬を調教師は管理することができますが、「20馬房を超える部分」については、馬房数の2倍の馬を管理できるように規定を変更するそうです。「除外ラッシュ対策」だそうです。JRAはこの決定をするために馬主、調教師会という外部の団体の意見を聴かなければならなかったようです。
JRAは自分たちの政策を外部の圧力団体(馬主、調教師会)にお伺いを立てなければならない弱い立場なのでしょうか。また、除外ラッシュの対策であれば、成績が伸びず、レースで8位にも入賞できないような馬をレースに出られないようにすればいいはず。
正直に言って、成績が良くない調教師には誰も馬を預けたくありません。一口馬主をはじめたときから、私はどの調教師に馬を預けるのかが一番重要だと思っています。たとえば株式を購入するとき、その会社の経営陣がどのように運営をしているのかいろいろ調べますが、それと同じように調教師はどんな調教スタイルか、レース選択、騎手、育成牧場などをつぶさに調べていきます。
官僚のようなJRAは経営者の集まりである馬主・調教師会にうまく言いくるめられたというのが野元記者の記事を読んで、私が思ったことです。
【参考文献】
『上位厩舎を狙い撃ち 管理可能頭数削減の怪』(サラブネット 日本経済新聞運動部記者 野元賢一記者)
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