テンポスの株主総会へ出席しました

昨日、私はテンポスバスターズ（2751）の株主総会に出席した。
お土産はあさくまのコーンスープ１個（昨年３個）とオニオンスープ１個（昨年２個）が配られた。

今年は「スライド」を使った説明なし、「飲み物」なし（昨年までは「おーいお茶500mlペットボトル１個」）の「ないないづくし」。

今年は会場が昨年より広くなった。出席株主が「１００人」以上いた。

昨年は株主数が1,668人だったのが、今年は13,845人と約8倍以上に増えた。
（300分割して、売買単位を100株単位にしたことと、株主優待制度が新設されたことが原因とみられる）

議長（＝社長）の事業報告は「招集通知」に書いてあることもものすごく省略した説明のみ。

社長は緊張されていたのかもしれないが、議事進行がハッキリ言って「お粗末」すぎる。

質疑応答は下記の通り（覚えていることだけ）。

Ｑ．配当が低いが如何？

Ａ．事業拡大に資金を投じるため、配当性向は低い。

Ｑ．優待の使い道が少ない。「ＱＵＯカード」があったらいいと思うが？

Ａ．「ＱＵＯカード」については次回以降検討する。
　　（「飲食店の覆面調査」を優待にする構想も披露された）

Ｑ．「サンウエーブキッチンテクノ」を子会社にした目的は？

Ａ．テンポスは「初めて飲食店を運営する事業者」がメインの顧客だが、「サンウエーブキッチンテクノ」は「飲食業の大手・最大手」が顧客で、テンポスと一緒に事業をすることで営業が強化できると考える。

Ｑ．子会社の「あさくま」が上場するという報道があったが、仮に上場したら、上場後の資本政策は？

Ａ．現時点で確定していない。
　　「あさくま」は事業を拡大するつもりで、上場や第三者割当増資などで資金を手当てするつもり。

Ｑ．「あさくま」は全国展開されるのか？

Ａ．知名度の高い「東海」「関東」で店舗（加盟店）を増やすつもり。

Ｑ．海外展開や輸出入はどう考える？

Ａ．情報サービス分野（ＦＢＰ事業と思われる）で海外展開を考えているが、まずは国内に注力する。

Ｑ．店舗事業は「増収減益」だが如何？

Ａ．物流センターと新店２店（鹿児島店・大阪淀川店）の費用回収がうまくいかなかった。
　　単月で黒字は出しているが、１店あたり2,000万円かかり、人件費もかかった。

Ｑ．筆頭株主「有限会社あさしお」（21.31％）は貴社に関係があるのか？

Ａ．創業者・森下篤史氏（執行役員）の資産管理会社。

Ｑ．社外取締役は取締役会で発言しにくい会社もあるが如何？

Ａ．（澤田智廣取締役）取締役会はフランク（率直）で、意見は言いたい放題言わせていただいている。

Ｑ．社外取締役の報酬（1名・1百万円）が（他社に比べて）少なくないか？

Ａ．当初は「無報酬」だったが、その後出席1回あたり1.5万円支払っている。

Ｑ．監査について、「意見交換会」の頻度は？

Ａ．「代表取締役」とは「月1回」、「管理部長」とは「毎週」、「会計監査人」とは「四半期ごと」。

Ｑ．「のれん」が「8,000万円→21,200万円」に増えたが如何？

Ａ．Ｍ＆Ａで「プロフィット・ラボラトリー」「あさくまサクセッション」「西岬魚類」を子会社にしたことが原因。

Ｑ．第3号議案・「新株予約権」について、「予約権個数＝付与株式数＝154,900株」で問題ないか？

Ａ．（株主名簿管理人である）三菱ＵＦＪ信託銀行に確認したが、問題ないとのこと。
（今まで新株予約権を付与したものの、行使できたことがないとのこと）

Ｑ．「新株予約権」で報酬を支払うなら、「賞与」を増やした方がいいのでは（おまけに行使できたことがないのなら）？

Ａ．新株予約権なら「キャッシュ」は使わないで済むが、「賞与」は「キャッシュ」を使うので「新株」の方がいいと考える。

Ｑ．昨年のように総会を「土曜日」に開催できないか？

Ａ．昨年は出席株主が70名程度だったが、今年は昨年より増えて、椅子も会議前に急いで追加した。
　　それから、こんなに質問が多いと、土曜日で出席株主がこれ以上増えたら困難だ。
　　（会場の確保と議事進行は会社の仕事だと思うが）

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【要望】
「あさくまのホームページはひどいので、改善してほしい」
「店員（社員）がだらしない印象があるので改善してほしい」

総会中にスマホを見ている株主がいたが、質問せずにスマホを見て座っているだけで楽しかったのだろうか（それとも議案に賛成するだけの人だったのか）。

「スマホや携帯を使わないように」というアナウンスがなかったのが原因かもしれない。

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