立ち喰い酒場 酒達ファンドの決算

ミュージックセキュリティーズで出資した、「立ち喰い酒場　酒達ファンド」が2月28日に決算を迎えました。

結果は上記のとおり、「－１９．７％」でした（ミュージックセキュリティーズのホームページから「ファンド検索」→「検索項目を開く」→「償還済」を選び、「検索する」をクリックすると表示されます）。

---

自分がこのファンドに出資した理由は下記の通りでした。

１．安く旬の魚介類を提供するいいお店。
２．他にも店舗を持っている会社で店舗運営ノウハウがある。

---

---

しかし、結果から振りかえると、「自分の売上見込みが甘かった」です。

上記の表が「金銭による分配金額のシミュレーション」ですが、１月当たりの売り上げが「201.5万円」で「トントン」です。

年中無休なので、月30日として1日に換算すると

　201.5万円÷30（日）＝67,166.66（円）

となり、「24席」あるので、１席あたりは

　67,167円（1日あたり）÷24（席）＝2,798.625（円）

となります。

毎日、何回か回転すれば、１席あたり3,000円弱（事業計画は4,200円弱）も見込めたと思われます。

それから、新在家駅の１日あたりの乗降客数は「9,541人（2010年）」（Wikipediaより）で、需要見込みも甘かったでしょうか。

ここまで踏み込んだ売上予想をして、出資したかというと全然できていませんでした。

この赤字は今後の授業料と言うことで…。（しかし、需要見込みが甘いまま出資したファンドがたくさんあったような気がします）

しかし、お店のfacebookを見ると、いい魚を仕入れている写真が多く、それをリーズナブルな値段で提供しているようです（お店が近かったら、ぜひ行ってみたいです）。

ファンド期間は終了しましたが、地元の方に愛される店として、これからも長く続けてほしいものです。


キーワード：ミュージックセキュリティーズ　酒達　決算　ファンド　匿名投資組合　ソダッテ阪神沿線　償還