NISAより401K

後輩「先輩、NISA（ニーサ）を始めようと思うんですけど」

私「NISAより401Kを始めた方ががいいと思うよ」
先日、後輩が転勤するので送別会を開いたときに後輩からこういう質問があった。

NISA（少額投資非課税制度）はテレビ・新聞・雑誌などいろいろなところで宣伝されているので、後輩の耳にも入ったと思われるが、確定拠出年金（401K）について、後輩は知らなかった。

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【NISAと401Kの比較】

	NISA	401K （確定拠出年金・個人）
非課税期間	５年間	６０歳以降の年金引出時まで
拠出時	優遇なし	非課税 （小規模企業共済等掛金控除）
投資額の上限	120万円／年	27.6万円／年 （サラリーマン等）
運用時	非課税 （但し、株式数比例配分方式 　でないと株式の配当金は 課税される）	非課税
払戻時 （売却／引出）	非課税 （５年以内に売却した場合 に限られる）	課税 （公的年金控除 ・退職所得控除 あり）
払戻の制限	なし	６０歳まで払戻できない

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ところで、確定拠出年金について、後輩に説明をしてみたが、結局こう言われた。

後輩「そっち（確定拠出年金）はよく分からない」

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お酒を飲んでいるときにお金の話をしても無駄だった。

確定拠出年金と一緒にNISA口座を開設した方が得だと思う。

それにしても、確定拠出年金は本当にお得な制度なのに、不思議なほど世間には知られていない。

そのくせに、「老後が不安だ」という人に限って、確定拠出年金を知らない。

本当に不思議で仕方がない。

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【参考記事】
◯個人型401kで節税

◯個人型401kはなぜ普及しないのか

◯確定拠出年金はやはり知られていない

◯個人型401kは財形年金よりも節税できる

◯ＮＩＳＡで購入した株式の配当を非課税で受け取るには