http://shikakenin.blog.shinobi.jp/ideco/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E5%9E%8B401k%E3%81%A7%E7%AF%80%E7%A8%8E個人型401Kで節税
今年から「
確定拠出年金個人型(個人型401K)」に加入しました。
自分の場合、
所得税は掛金の10%、
住民税も掛金の10%節税することができ、さらに老後の備えも手厚くなりました。
メリットは下記の通り。
<確定拠出年金(個人型年金・個人型401k)のメリット>
1.毎月の掛金が所得税・住民税の所得控除対象となり、
最低でも「15%」節税できます。 (所得税5%+都道府県民税4%+市町村民税6%=15%) ⇒
「掛金×所得税率(5~40%)」が年末調整で還付されます。 個人型の場合、毎月の掛金が最大の23,000円で、
23,000円×12月=276,000円
が所得控除の対象になります。
たとえば所得税率が「10%」であれば、年末調整で「27,600円」還付されます。
⇒「掛金×
住民税率(都道府県税4%+市町村民税6%)」の金額が翌年6月以降、
住民税から徴収されません。
個人型の場合、毎月の掛金が最大の23,000円で、
23,000円×12月=276,000円
が
所得控除の対象になり、10%にあたる「27,600円」節税できます。
2.
運用益は「非課税」(※) ⇒通常、
株式・投資信託などの譲渡益には20.42%の税金がかかるが、その負担はありません。
※積立金には
特別法人税(1.173%)が課税されるが、平成28年度まで凍結。
3.
年金受取時に税制上の優遇あり 年金の受け取りは60歳以降に
「①一時金」あるいは
「②年金」で受け取ることができます。
「①一時金」→「退職所得控除」が適用されます。
控除額は
800万円+70万円×(掛金を拠出した期間-20年)
(掛金を拠出した期間が20年以上の場合)
で計算されます。
たとえば、25年拠出すると、
800万円+70万円×(25年-20年)=1,150万円となります。
25年間毎月23,000円の掛金を拠出すると690万円。
退職所得控除1,150万円を上回るには25年で66.7%(年2.06%)の利回りが必要となります。
「②年金」→「公的年金控除」が適用されます。
控除額は60~64歳までは年間70万円までは非課税。
65歳以上は「厚生年金」と合わせて、年間120万円までは非課税。
4.運用が順調に行けば、老後の備えが手厚くなって、豊かな老後が過ごせるかもしれません。
デメリット(制約)は下記の通り。
1.
60歳(通算加入期間が10年以上の場合)までは原則受け取ることができません。
2.自主運用のため、
損失が出ても、自己責任となります。
3.
手数料がかかります。(比較サイトは
コチラ、「
スルガ銀行」は手数料が一番安い)
【加入中】
①加入するとき
初回のみ2,777円(
国民年金基金連合会)
(移管した場合にも発生する)
②口座管理手数料
毎月103円(
国民年金基金連合会・掛金拠出しているときのみ)
毎月 XX円(
事務委託先金融機関により異なる)
※掛金を拠出しないで確定拠出年金資産が50万円未満の場合、
手数料が別途発生することもある。
【給付中】
①
給付事務手数料 1回あたり432円
【まとめ】
◎掛金の運用に失敗したとしても、所得税と住民税が控除されるので、控除分までの損失であれば、受け入れる方針で
ポートフォリオ(資産配分)を構築する必要があります。
◎
損をするのが嫌という人は「定期預金」で運用することもできるので、所得税と住民税の控除額が「運用益」と考えれば、
最低でも年15%の利回りが得ることができます。
この制度をもっと多くの人が利用されることを願ってやみません。
キーワード:年金 確定拠出 401K 節税 非課税 運用益 15%
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