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ウインボールド【牡3・1000万】
12/23(日) 阪神 9R 3歳以上1000万下 芝 2400 55.0 和田 竜二 7/16着
和田騎手 レース前からテンションは高かったですね。返し馬から気持ちがドギマギしちゃって、頭を上げて、キョロキョロしていまっていたんです。ゲートの中も落ち着きはありませんでしたし、今日はたまたま出たけど、出遅れてもおかしくはない感じでした。調教師からは「絶対に外は回さないで欲しい」という指示があったので、馬混みに入れることは予定通り。最後もジワジワ伸びていましたし、これが最初から内枠でいいポジショニングが取れていたら、もっと際どいところに来れたと思いますよ。ただ、頭の高い走法で、うまく首と体を使えない走りなんですよねぇ。素質は感じるんですが、現時点ではそれを出し切れていない感じがします。
山内調教師 やっぱり細くなってしまったね。牧場ではいい感じに増えていたんだけど、こっちへ持ってきて、追い切りを重ねると、お腹が上がってきてしまうんだよね。まだ体力面は本物ではないのでしょう。それでも、最後はジワジワ伸びているし、急仕上げだった休み明けという内容を考えれば、悪くはないレースだったよ。ただ、これから続けて使っていきたいと思っていただけに、体に関しては、ちょっと不満が残ります。一応、この後は京都での続戦を考えていますが、まずは戻って体を確認してからだね。
押田の目 ヤマダステーブルでは520キロまで増えていた馬体が、今日は484キロ。3月の阪神の時ほど、お腹がまくれ上がって牝馬らしいというほどではなかったのですが、馬体増を期待した放牧後の出走ということを考慮すると、物足りない体つきではありました。さらに、今日はテンションの高さも垣間見られました。そんな状況でも、しまいはバテることなく、伸びてくるのがボールドの長所。頭が高い走法、体力面でもまだ充実期に入っていないという状況の中、それだけやれるというのは、元々の素質の高さからでしょう。ジョッキーも「能力はある馬ですよ」と話していましたし、これから肉体面、精神面で充実した時には、もうワンランク上の活躍が見込めるはずです。もう少し長い目で見守っていきたいと思います。
情報提供:ウインレーシングクラブ
レース前にボールドの馬体重をJRAホームページで見ると、なんとマイナス6キロ。体重を増やす予定がマイナスでは結果を求めるのは酷なこと。頭が高い走法で体を使えていないことも課題として挙げられました。素質だけでこのクラスにいると考えると、もっと上が目指せる馬。ボールドの来年の課題が見つかったレースでした。
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