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ウインブラッド【牡5・500万】
1/3(木)
昨年12月14日に美浦トレセン国枝厩舎へ帰厩したウインブラッド。同19日には坂路で4F50秒6、ラスト1F12秒6という好時計を馬なりでマークし、復帰戦へ向けて順調に調整が進んでいましたが、26日の運動後に右トモの歩様に違和感が認められました。
そこで、すぐに獣医師に診てもらいましたが、股関節の奥深いところに筋肉の痛みがあるのではないか、という診断でした。その歩様、触診から、国枝調教師は
「トレセンで調整を続けていける状態ではない」との判断を下し、ブラッドは翌27日に茨城県・潮来のミッドウェイFへ放牧に出ています。
ミッドウェイFでは、正確な原因究明のため、両トモをレントゲンでくまなく調べました。トモの奥深くの詳しい状況に関しては、特殊な大きいレントゲンで調べてみないと写すことができませんので、現在までハッキリとしたところは分からないのですが、
なんと驚いたことに逆脚の左トモに剥離骨折が確認されています。診断結果は「左脛骨遠位端剥離骨折」とのことでした。
この報告を受けて、国枝調教師は
「右の歩様がおかしかったので、てっきり右ばかりを見ていたんだけど、左が剥離骨折していたとは驚きました。でも、もしかしたら左をかばって逆脚に負担が掛かっていたのかもしれません。しかし、これだけ体が大きい馬ですから、少しビシッとやると負担が掛かってしまうというのが現状。能力があるのは分かっているんですが、ホント難しい馬です」と、驚きを隠せない表情で語っていました。
なお、骨折の程度としては非常に軽度のもので手術を施さなくても自然治癒で完治が可能であるという診断から、今後は除去手術は行わずに、ショックウェーブ治療をしながら完治を目指します。情報提供:ウインレーシングクラブ
ブラッドには今年はたくさんレースに出走してもらおうと思っていた矢先に、なんと骨折!自然治癒で完治できるのが唯一の救い。全治にどのくらいかかるのかわかりませんが、春以降にターフへ彼が復帰するのを待ちます。
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