ウインボールド(3/15～21)

ウインボールド【牡4･1000万】

3/15（土）
ＤＷ不 助手 4F～56.5～41.0～12.6 (7) 馬なり
3F併せの内、外3歳500万下ゼットスピール馬なりと併入。

3/19（水）
　今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温12度、天候は曇りのち雨。暖かい出だしでしたが、後半は徐々に本格的な雨になり、明日の予報も下り坂。予定を繰り上げて追い切る馬が多かった模様です。馬場状態はなんとか「良」をキープできていました。

　ウインボールドは、熊沢騎手が騎乗して今日も障害練習に勤しんでいます。今朝も北沢騎手のワンダーハヤブサを相手に、向こう正面の連続障害を3セット飛び、最後に正面の障害も1セット飛ばしていました。
　「まだ踏み切りで躊躇する面があるけど、だいぶよくなってきています。明日、2頭の併せ馬で試験を受けてみたいと思います」と、熊沢騎手が明日の予定を公表。もちろん、山内調教師も了承しています。

3/20（木）
　今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は雨。最近の天気予報はよく当たります。週末は概ね晴れという予報で、厩舎関係者は雨に濡れながらも「競馬が晴れでできるならいいや」と語っていました。馬場状態はすべて「不良」です。
　ウインボールドは、熊沢騎手が騎乗して障害試験を受験しました。しかし、向正面の一つ目の障害を飛んだ際にどうやら右前脚を捻ったようで、そこで違和感を覚えた熊沢騎手が止めています。試験は当然ながら不合格でした。
　試験をストップしたボールドは、そのまま厩舎まで歩いて戻っています。僅かに右前脚が痛そうな仕草も感じられましたが、山内調教師は「左肩の可能性もある」と、診立てています。どちらにしても、ハッキリ歩様に違和感が表れているわけではありませんので、大きな故障ではなさそうですが、念のために診療所で調べてもらうように連絡がなされました。
　山内調教師は「（障害は）やるごとに馬自身が慎重になり過ぎている。今回、痛い思いをして帰ってきて、なおさら慎重に構えてしまうだろうから、当面は平地を使った方がいいのかもしれないね」と、障害転向断念を決断した様子でした。

3/21（金）
　今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は晴れ。2日続いた雨がようやく上がったものの、西からの冷たい風が時折強く吹き抜け、気温は一向に上がりませんでした。昨日よりだいぶ寒い感じです。馬場状態は「不良」～「重」で推移していました。
　心配されたウインボールドのケガですが、獣医師を呼んで隅々まで詳しく調べてもらったところ、やはり軽症の診断でした。右前脚の膝下の部分に少し捻ったあとは見られるそうですが、数日間で引いてしまう程度とのことです。今朝も大事を取って舎飼いで様子を見られるのではなく、軽めの運動も行なっていましたから、大きな心配はいりません。
　それでも、「さすがにアクシデントの後ですから、ここらで一息入れてあげましょう。来週あたり放牧に出すことを考えています。夏競馬から500万下に降級することもあるしね」と、山内調教師は夏競馬での巻き返しに期待を寄せていました。

情報提供：ウインレーシングクラブ

ボールドの障害転向は断念になりました。そして放牧へ。夏競馬が目標なので3ヶ月ほどヤマダステーブルで休養（鍛えなおし？）になります。課題はペースが上がると頭が高くなってしまうことですが、3ヶ月で直るのでしょうか。