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ウインヴァネッサ【牝2・未勝利】
10/27(水)
札幌でのデビュー戦でゲート動作の弱点が浮き彫りになってしまったウインヴァネッサは、その弱点克服をまずは念頭に置いて、本日27日、栗東トレセン・森厩舎へ帰厩しました。
「牧場ではゲートも大人しいのですが、トレセンではどうでしょうか。様子を見るよりも、主従関係を納得させた方が手っ取り早いような気もしているので、ゲートへの括り付け(競馬関係者は『しばり』と言います)をやるのも手かなと思っています」と、森調教師は語っていました。
10/28(木)
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温11度、天候は小雨。合羽が要るか要らないか、微妙なぐらいの雨が降り続きましたが、足下に影響を与えるほどではなく、馬場状態は引き続き「良」でした。気温は昨日より高めで、台風の影響はまだ感じません。
昨日帰厩したウインヴァネッサ。新馬戦は他馬の枠入りに時間がかかったことでジレてしまい、その影響で出遅れ。さらにはゲートそのものが嫌いになってしまった感があるそうです。事実、函館競馬場でのゲート練習で大暴れするなど、デビュー前の優等生ぶりとは雰囲気が変わってしまっていました。そこで今回の大きなテーマはゲートの「しつけ」のやり直し。ゲートに入れたあと、身動きができないように太い帯状のロープで馬体をゲートに括り付けて、暴れてもどうにもできないことを教える、いわゆる「しばり」を行っています。
初日の今日はたっぷり50分。馬は精神的にへこむそうですが、ここで人間との主従関係を認識させるのが実は大切なのです。
「今のうちに性根をたたき直さなくてはいけませんので、甘えなしでみっちりやります。今日、明日とやって、来週もう1回ぐらいやれば、おそらく大丈夫だと思います」と、森調教師はスパルタ矯正を示唆していました。
10/29(金)
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温13度、天候は曇り。台風接近の気配などまるで感じられない穏やかな朝ですが、昨日の降雨の影響が残って、馬場状態はニューポリトラックコース以外は「稍重」でした。
ウインヴァネッサは、今日もEコースのゲートに直行してゲートのスパルタ矯正を行っています。 自由を奪われたヴァネッサはガタガタ暴れようとしますが、そうでなければこの矯正は効果がないとも言われています。後半はすっかり諦めた様子でおとなしくしていましたから、日迫調教助手も
「ほぼ観念してくれたように思います。あと来週1回か2回やれば、このメニューから卒業できるはずです」と、成果を感じているようでした。
情報提供:ウインレーシングクラブ
そういえば、ファンタジアもゲートでの縛りを経験していましたね、思い出しました。これでゲートをしっかり出るようになると、スタートダッシュが決まり、先行力もついてくるはずです。
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