http://shikakenin.blog.shinobi.jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%93%8D%E4%BD%9C%E3%81%AF%E6%80%96%E3%81%84%EF%BC%88%E6%8A%9C%E7%B2%8B%EF%BC%89マスメディアによる情報操作は怖い(抜粋)
日経ビジネス2010年11月22日号「
朝山 実 脆すぎた検察のストーリー」より。
(中略)
マスコミは「逮捕」の瞬間から被疑者を「極悪人」に仕立て上げる。
村木さん(
郵便不正事件で無罪=筆者注)にしたって、当初繰り返し流された映像から「ふてぶてしい女」と思わなかった人はどれだけいただろう?
弘中氏(「
ロス疑惑」の
三浦和義氏や「
薬害エイズ」の
安部英医師の主任弁護士として無罪を勝ち取った=筆者注)はこう語る。安部医師に対するバッシングが過熱していた時、記者たちは彼に有利になる情報をつかんでいながら報道しようとはしなかった。風向きからして得策でないとの発言をある記者がしたと指摘している。
これは、すごいことだ。検察がシロをクロに塗り替えるのも怖いが、ジャーナリストが重要情報を風見鶏のように握りつぶすなんてことが横行するなら、検察の組織犯罪以上に恐ろしいことである。
ジャーナリストが被疑者に有利な情報を持っていて、それを報じないことは恐ろしいことですね。私はできるだけ新聞・ネットなどの情報から「事実は何か」を拾い上げて、憶測を鵜吞みにしないように心掛けている。
だが、日本人はマスメディアの報道に煽られやすく、メディアなどのバッシング(実は根拠がない)によって、無実な人の心を傷つけることが多々あるのは非常に残念である。
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