南オセチア紛争(8/8-10)

「南オセチア紛争」と呼ぶのが正確かどうかは現時点ではわかりません。

北京五輪が開会した、2008年8月8日にグルジア軍が南オセチア自治州に侵攻。当自治州に平和維持軍を駐留させていた、ロシア軍との間で戦闘が起きました。そして、8月10にグルジア軍は撤退しました。

グルジアにはグルジアからの独立を求めている地域、南オセチア自治州とアブハジア自治共和国が存在します。グルジアは多民族国家で、南オセチアにはオセチア人が多く、またアブハジアにもアブハズ人がいます。

これらの地域、それからグルジアにエネルギー資源はなく、エネルギーはロシアからの輸入に頼っているようです。ただ、グルジアにはロシアからトルコへのパイプラインが通っています。

ところで、南オセチア自治州の住民の大半はロシア国籍を取得しています。

「オリンピック休戦」の精神は失われてしまったのでしょうか。ロシアのプーチン首相とグルジアのサアカシビリ大統領夫人が開会式に出席していましたが。お二人はどのような心境で選手たちを見守っていたのでしょうか。

〔参考記事〕
ウィキペディア南オセチア自治州

ウィキペディアアブハジア自治共和国

毎日新聞「毎日jp」

読売新聞「YOMIURI　ONLINE」