株主総会の株主提案

三井物産から「第95回定時株主総会招集ご通知」（6月20日開催）が届いた。

そこに、「株主提案（第６号議案から第１３号議案）」というあまり見慣れない議案が記載されていた。

ちなみに、株主提案権は
「6カ月前から継続して、総株主の議決権の100分の1以上、または300個以上の議決権を保有
「株主総会の日の8週間前までに提案」
する必要がある。

つまり、30,000株以上の三井物産株を6ヶ月以上保有している株主（1名）が4月25日より前に提案した議案である。
（5月30日終値1,542円×30,000株＝時価4,626万円）
内容は「脱原発」、「遺伝子組換え飼料反対」や「自社株買いの拡大」などだが、「反対多数」で否決されると思われる。

「6年前の槍田会長の発言」を提案理由に掲げているので、何度も総会で質問されている株主からの提案と見られる。

それから、「同一の議案が総株主の議決権の10分の1以上の賛成を得られなかった日から3年を経過していない場合には、提案することができない」ことになっている。

10％以上の賛成が得られたかどうかは総会後の「臨時報告書」で確認できる（リンクは昨年の臨時報告書）。

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