http://shikakenin.blog.shinobi.jp/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%A2-%E5%BC%95%E9%80%80-/%E3%81%8A%E7%96%B2%E3%82%8C%E6%A7%98%E3%80%81%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%A2%EF%BC%81お疲れ様、ウインファンタジア!
ウインファンタジア【牝6・1000万】
5/21(水)
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温13度、天候は晴れ。初夏のまぶしい日差しに照らされて、9時前の時点で20度を突破しています。馬場状態は「稍重」でした。
連闘で臨んだ先週の京都「祗園特別」でしたが、道中で他馬に挟まれたことで怒りが爆発。能力を発揮することができなかったウインファンタジアです。
さて、レース後のファンタジアですが、今朝になって右前脚をかばうような歩様が認められました。池江郎調教師が触診したところ腫れと熱感も確認されたことから、厩舎周りの運動を取りやめて舎飼いで様子が見られています。また、夕方からは獣医師の診察を受ける予定が立てられています。
「昨日は歩様もスムーズで何の違和感もなかったんですが、今日は出掛けの一完歩目から右前脚をかばうような歩様で違和感がありました。夕方から獣医を呼んで、よく調べてもらいますが、腫れと熱感があるので気にならないと言ったら嘘になります」と、池江郎調教師の顔色はすぐれませんでした。明日の診断報告を待ちたいと思います。
5/22(木)
レース出走3日後となる昨日から、右前脚の歩様に違和感が認められ、同時に腫れと熱感も確認されたウインファンタジア。獣医師によるレントゲン検査を受けたところ、
右前脚種子骨骨折により全治9ヵ月以上という診断結果が伝えられました。レントゲン写真を見ると、骨片が剥がれる剥離骨折ではなく、種子骨そのものに縦に亀裂が生じてしまっています。
この診断結果を受けて、当クラブとしましては、じっくり休養させて骨折患部の治療を施し、再び活躍の機会を作ってあげることも考えました。しかし、池江郎調教師の方から
「6歳という年齢でありながら、さらに1年近い休養を余儀なくされてしまうという現実。そして、なにより骨折箇所が種子骨の亀裂骨折ですから、完治して再び戻ってきたとしても、これまで通り100%の能力を求めるのはかわいそうです。ここらで、ご苦労さんと言ってあげませんか?」という申し出があり、この意見を尊重して現役引退の決断を下しました。
ファンタジアは本日22日、中央競馬の登録抹消手続きを完了。今後につきましては、北海道新冠にある村上欽哉牧場で繁殖牝馬として第二の馬生を送ることになりましたが、右前脚の歩様が芳しくなく、現状では北海道までの長距離輸送に耐えられないという獣医師の進言により、2週間ほどトレセン近郊にあるアカデミー牧場で患部の症状が落ち着くのを待つことになりました。
会員の皆様には、1000万クラスでの勝利を目前にして、このようなアクシデントに見舞われてしまったことをお詫びするとともに、ここまで永きに渡りご声援をいただきましたことを、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。なお、引退通知書はJRAの見舞金が確定する約1ヵ月後にお送りさせていただきます。
情報提供:ウインレーシングクラブ
ウインファンタジアは右前脚種子骨骨折により引退して、村上欽哉牧場にて繁殖入りすることになりました。
彼女は私が最初に一口出資した馬の一頭。
2,3歳のときは故障があったり、気性がおてんばだったために、ゲート試験を何度も落とされました。園田に移籍して2連勝、4歳で中央に戻って2連勝して、中央初勝利を挙げたときには私自身初めての口取り参加が実現しました。
5歳で500万条件を卒業した直後に剥離骨折(2度目)が発生し、6歳で「1200で先行」のレーススタイルが「1400-1600で好位差し」できるようになり、1000万クラスでいいところまで来て、今回の骨折でした。
彼女は本当に一生懸命走る馬なので、やはり無理が足元にきてしまったのでしょう。初めての口取りのときもウィナーズサークルで彼女は暴れていました。
彼女のスピードや根性が子供にも受け継がれてほしいです。村上欽哉牧場で繁殖入りなので、彼女の仔はウインで募集されるかもしれません。いいお母さんになってほしいですね。
私はリアリストなので、彼女の仔だからという理由だけで出資することはありませんが、走りそうな仔馬であれば是非とも出資したいです。
ファンタジア、本当に長い間お疲れ様でした。
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