ウインブシドウの出走結果(1/5)

ウインブシドウ【牡4・1600万】

1/5（水） 京都 9R 初夢S ダ 1800 56 藤岡　康太 11/15着

ＪＲＡのレース映像はコチラ 藤岡康太騎手　以前勝たせていただいたときと比べても、動きは数段スケールアップしていました。気の小さい面があったはずですが、いまは少々揉まれても平気な感じ。かなり安定感が出て来ていますよ。今日も「出来るだけ前へ」という指示をいただきましたが、さすがに逃げるのは無理。あの位置でも速過ぎると感じたほどですから、後ろの馬に上位に来られてしまったのも仕方のないところという気がします。ひとつ気になったのは、パドックからテンションが高めだったこと。札幌でいい競馬をしていたときはドッシリと落ち着いた感じを出していたので、この馬はもしかしたら距離の長短に関わらず輸送に気を遣っていませんか？　滞在か、前日輸送の競馬のほうが、力を発揮できるような印象を受けました。距離が長かったような負け方ですが、本当の敗因はそこにあるような気がしています。

池江泰郎調教師　直線に向いてからもチョロチョロ伸びてはきているんですが、最後は止まってしまいましたね。ちょっと距離が長いのか、あるいはポツンと行かせてもらえないと力が出ないのか、そのへんをじっくり検証してみないといけませんね。ただ、今日は先行馬が辛い展開になったことも確か。後ろにじっくり構えていたピースキーパーが勝ってしまうんですから、それだけは言えるんじゃないかな。

片山の目　藤岡康騎手が「前走の敗因は美浦‐中山の輸送がこたえたものだと思っていたんですよ」と鋭い指摘。言われてみれば、夏の札幌滞在でまったく崩れなかったブシドウが、当日輸送のあるここ２戦だけ崩れたのもうなずけるところです。１時間もかからない栗東‐京都の輸送がどこまで影響を与えているのかはわかりませんが、もしかしたらそういう繊細なところがある馬なのかもしれません。レースだけを振り返れば、距離が気持ち長いのかという結論に達するところですが、短くすればもっと流れが速くなりますから馬群に揉まれることも覚悟しなければいけません。そのあたりを、池江郎調教師が「検証しないといけない」とおっしゃっているのだと思います。ひとつ考えられるのは、小倉の最終週に組まれているダート１７００ｍのハンデ戦。これなら前日入厩が可能ですから、メリットは小さくありません。そのあたりは厩舎が知恵を絞って正解を導き出してくれると思います。

情報提供：ウインレーシングクラブ

次走に期待しましょう。