北京五輪の聖火リレー

北京五輪の聖火リレーが昨日、長野市内で行われた。 聖火リレーは８０人がリレーして無事に終了した。 聖火リレーを妨害したとして、６人が逮捕された。
妨害した背景にはチベットの自治問題を含めて、中国の少数民族への人権問題があります。

しかし、聖火リレーはオリンピックのイベントであり、政治問題にはそれなりの抗議行動の仕方があるのではないでしょうか。

「人権問題に抗議する」「チベットの自治を認めさせよう」「中国政府はダライ・ラマ１４世と会話すべきだ」という主張であれば、たとえばデモ行進や街頭演説という表現方法もあったはずです。.

聖火リレーを妨害するよりもこちらの方が筋が通っているはずですね。

聖火リレーの走者にモノを投げるのはそもそも筋違いで、ランナーの方々が大変な苦労をする必要は本来ないのです。

聖火リレーの警備に３０００人もの警官が動員されるのは異例です。

オリンピックはスポーツと平和の祭典。

その聖火リレーを妨害しても、五輪が始まると、選手たちの活躍で、テレビに皆(妨害した人も）釘付けになるでしょう。