通勤途中で駅の階段を上っている時に物音が・・・

「あ、ハンガーが・・・」

なんとハンガーが私のダウンコートの下に付いたままだったのです。ちょうど背中の右後方の下の方に。

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　私はそんなことは知らず、我が家から駅まで「電車に間に合わない」と懸命に走りました。駅の階段には幸い私のほかに誰も居ませんでしたので、ハンガーをカバンの中にしまいました。

　私はダウンコートをタンスのハンガーに掛けています。おそらく隣の何も掛けていないハンガーに絡まったまま、私は全く気づかないで、ハンガーはダウンコートの下に付いていたのでしょう。

　交差点で信号待ちしているときも、黒でプラスチックのハンガーは私の背中の右後方の下にあったのです。

　何とも恥ずかしい１日の始まりでした。