ウインオーラム(6/15-17)

ウインオーラム【牡2・新馬】

6/15（水）
栗東坂路良 4F～70.2～52.5～35.8～17.8 (3) 楽走

　今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温15度、天候は曇り時々晴れ。珍しく湿度が抑えめで、馬も人も心地良さそうです。馬場状態は「良」ですが、坂路はいつもより時計が出にくいコンディションでした。 　ウインオーラムは、入厩以来、色々なコースに入れて環境に慣れさせるようにしているそうです。普段は南井騎手が稽古をつけてくれていますが、先週末日曜日には来年デビュー予定の菱田騎手候補生（岡田厩舎所属予定）を乗せて、ニューポリトラックコースで強めのキャンターを行っていました。
　「鞍上が軽いこともあったのでしょうが、しまいはビュンと来ていましたよ」と、南井騎手。専門紙の時計班がいなかった時間帯でしたが、同騎手によると「ラスト1Fだけですが、13秒ぐらいで来ていたはずです」と、報告してくれています。
　今朝は南井騎手が騎乗してまずは坂路を楽走で1本。その後、Eコースのゲートに下りてきて、同厩舎の先輩2歳馬2頭と一緒に発進のチェックを行っていました。先週まではおとなしかったオーラムですが、今朝はなぜかゲートの中でガタガタと落ち着きがありません。案の定、出るタイミングが遅れてしまっていました。「うーん、こんなことは初めてですね。ちょっと音を気にしているようなので明日はメンコをしてみます」と、南井騎手は話していました。
　明日は先輩2歳馬2頭がゲート試験を受けることになっており、「練習がてらにオーラムも受けてみようかと思っています」と、ゲート試験受験も匂わせていました。

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6/16（木）
栗東坂路良 4F～70.9～52.5～34.9～17.4 (3) 楽走

　今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温17度、天候は曇り。いつ降り出してもおかしくない空模様でしたが、調教時間中はなんとかもちました。馬場状態は「良」となっています。
　今朝のウインオーラムは、南井騎手が騎乗して初めてのゲート試験に臨みました。
　坂路を楽走で1本上がった後、同厩舎の先輩2歳新馬、メイショウヒデタダ、ドリームプログラムと一緒に受験です。メイショウはすべての動作が完璧でしたが、ドリームは2回ともゲート入りをゴネてしまい、その時点でアウトの宣告。オーラムはといえば、ドリームに待たされた事情があったにしても、ゲートの中で細かくガタガタ動くところがあり、それがダッシュにも影響していたようです。メイショウがあまりにも素晴らしいダッシュを決めたこともあり、見劣りを指摘されて、「もう一回」と、残念ながら不合格を言い渡されました。
　南井騎手は「メンコ着用の効果も少しはあって、昨日よりゲート内の気配は落ち着いていました。でも、出る気がまだ足りなかったですね。これを経験して上達するはずです」と、今日の試験を振り返っていました。
　順当なら来週もう1度トライということになるはずですが、「もしかしたら、明日また受けるかもしれません」と、南井調教師は含みを持たせていました。

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6/17（金）
栗Ｅ不 南井 ゲート～13.6～15.0～14.2～止め 発馬試験
合格。

　今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温17度、天候は小雨のち曇り。昨夜から早朝にかけてまとまった降雨があり、コースはところどころに水が浮いた状態です。馬場状態はニューポリトラックコース以外は「重」～「不良」となっています。
　ウインオーラムは、南井騎手が騎乗して昨日に続いてのゲート試験に臨んでいます。
　まずは角馬場で昨日一緒にゲート試験を受けたドリームプログラム、オーラムよりあとから入厩したゼッケン628番のマンハッタンカフェ産駒とウォーミングアップを行い、3頭でニューポリトラックコースをキャンターで1周した後、ゲート試験を受験しています。
　昨日ゲート入りをゴネたドリームが今日は素直に入り、オーラムももちろんスムーズなゲート入り。驚いたのは、ほとんどゲート練習を積んでいない新入り君も文句なしの動きを見せ、しかもゲートダッシュも先輩2頭に遜色ない鋭さだったことです。2回目はオーラムと新入り君が好ダッシュを決め、ドリームがやや置かれてしまっていましたが、判定は全馬が合格でした。
　南井騎手は「引き立て役で入ってきたのかなと思っていた馬が意外に速かったのには驚きましたが、オーラムも昨日とは違う動き。無事にクリア出来てホッとしています」と、喜んでいました。

情報提供：ウインレーシングクラブ
（写真は6月上旬、栗東トレセンにて撮影されたもの）

オーラムはゲート試験を合格しました。まずはデビューへの第1関門を突破しましたね。ここからは調教が追い切り中心になっていくと思われます。