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ウインペンタゴン【牡2・500万】
12/21(日) 阪神 2R
2歳未勝利 ダ 1800 54.0 浜中 俊 1/16着
浜中俊騎手 いや~疲れました。今日はムチが折れるんじゃないかというくらい叩きましたから。ボクのジョッキー人生の中で一番だったんじゃないかっていうくらいです。とにかく隙があれば、やめよう、やめようとするんです。前走は4コーナー辺りで一度フワフワしたのですが、今回は向正面で早々に下がろうとする気配がありましたので、慌てて気合いを入れなおしたんです。3コーナー、4コーナーもフワフワしっぱなし。何もしなければ、ズルズルと下がっていくのは間違いありません。とにかくムチを入れて、気合いを入れ続けました。そういうロスがあるので、直線に向いた時には、かなり前と差がありましたから、正直勝つまでは厳しいかなと思いましたが、直線で追い続けたら、ビックリするような伸び。前が止まったこともありますが、素晴らしい脚でした。能力は高い馬ですし、精神面が成長してくれば、かなりの器になるでしょう。ぜひまた乗せてください。
石坂正調教師 ジョッキーが大変だったね。それでも、気合いを注入すれば走るようになっているのは、成長の証。稽古でもそうだもんね。最初は一杯に追っても反応が鈍かった馬が、徐々にしまいを伸ばせるようになっていましたから。まあ、でも勝ったには勝ったけど、課題もまだまだ残っている状況。今日はメンバーに恵まれたというのもあるし、おそらく現状のこのレース振りではクラスが上がって即通用ということはないでしょう。ですので、ここは精神面と肉体面の成長を促すために、放牧に出すことにします。勝利を挙げた時に厳しいことを言うのはおかしい話ですが、逆に言えばそれだけペンタゴンには大きな期待を持っているってこと。馬体は惚れ惚れするほどの好馬体ですし、気持ちを走る方向へ向けさせることができればかなり上のクラスまでいける馬でしょう。近い将来、必ずそうさせますよ。
押田の目 ペンタゴンの全4走すべてに臨場させてもらっていますが、とにかく1走毎に馬が変化してきているのが分かります。馬体面に関しては、初戦と同じ馬体重でもハリが増し、中身はグンと締まってきています。馬体もそうなのですが、とにかく目に付くのが精神面の成長。初戦のパドックでは鳴いて、キョロキョロして、舌をベロベロさせて、と幼さ満点でしたが、今日は舌を縛ったこともあり、集中して周回できていました。レース振りも1戦毎に良化してきているのは事実ですが、それでも内容に関しては、お世辞にも「素晴らしい!」とは言えません。しかし、そんな状況でも、直線は凄い伸び脚を見せることができたのですから、この馬の潜在能力というのはかなりのモノなのだと思います。あとは、その荒削りな精神面の課題をすべてクリアできれば、大きく未来は開けます。石坂調教師、厩舎スタッフの腕に期待しましょう。
情報提供:ウインレーシングクラブ
ペンタゴンが初勝利を上げ、未勝利を脱出しました。それにしても、勝った陣営のコメントとは思えないような厳しいものばかりですね。道中は4、5番手で競馬を進めたようですね。前残りを狙う2着馬をゴール前で差しきりました。レースをやめようとするズルさがあるようです。気を抜くところがあるということは距離は持ちそうですね。彼には腕っぷしの強い騎手が乗ってくれるでしょう。向こう正面から直線まで気合をつけて、おっつけて、ムチを入れてと浜中騎手は大忙しのようでした。
ところで、石坂厩舎は次のレースも連勝で同じく笠松牧場の生産馬。石坂調教師が馬主さんに買っていただいた笠松牧場の馬は走るということでしょうか。
ようやく、我が厩舎も今年初勝利。ペンタゴンの来年以降の活躍に期待です。
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