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ウインボールド【牡4・500万】
12/24(水)
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温0度、天候は晴れ。あわや氷点下の寒い朝でしたが、日が上がるとポカポカ。といっても5度ぐらいなのですが、それが暖かいと感じるから不思議です。馬場状態は概ね「稍重」程度のコンディションでした。
先週の中京で凡走してしまったウインボールドですが、しばらくして帰りの馬運車に乗せようとしたあたりから、右前脚がみるみる腫れてきてしまったのだそうです。昨日、JRA診療所に診断を仰ぎましたが、どうやら靭帯に数箇所の損傷があるらしいということがわかっています。ところが、まだ腫れが大きくてエコー検査でも正確な診断は下せない状況で、
「レントゲンで見る限り、骨折はないし、屈腱にも損傷は見られないということでした」と、山内調教師が説明。となると靭帯損傷が最も疑わしいということになるわけです。
「これだけの大きな腫れですから、打撲だけとは思えないですが、競馬を終えた直後はちゃんと歩いて帰ったというのですから、ちょっとわからないですね。ただ、3コーナーあたりの反応の悪さを振り返ると、あの時点でなにか起きていた可能性も捨てきれません」と、申し訳なさそうな表情でした。
患部の腫れが引いて、検査が正常に行えるようにならないとハッキリした方針は立てられませんが、患部の状態を見る限りでは苦しい決断も覚悟しなければならないようです。
12/25(木)
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は曇り一時雨。昨日より4度高いとは思えない寒い朝でした。時折雨がザッと降り、作業をする人たちにとっても辛い天気となっています。馬場状態は「稍重」でした。
引き続き、舎飼のまま様子を見られているウインボールド。市川調教助手は
「昨日より確実に楽になってきていますが、まだ腫れは引ききっていません。エコーを撮るにはまだ早いと言われました」と、語っています。
捻挫と診断した獣医師もいたそうですが、山内調教師は
「捻挫ではこんなに腫れないからなぁ」と否定的です。詳しいことはもう少し腫れが引いてからでないとわかりません。
12/26(金)
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温1度、天候は雪。小雨が明け方近くから雪にかわり、今季初の白っぽい景色が広がりました。積もるには気温が高すぎますが、西からの6mの風も厳しく、乗り手たちは「手が痛い」と悲鳴をあげていました。馬場状態は「稍重」~「重」で推移していました。
舎飼で様子を見られているウインボールド。右前脚の球節付近の腫れは、一時よりはだいぶ引いてきていることから、本日午後から獣医師を呼んで患部のエコー検査を行ってみました。
すると、症状は引いてきているとはいえ、まだ腫れが確認できる状態でしたから、今回のエコー検査だけで断言できるものではないそうですが、検査の結果は、骨折や腱の損傷、そして一番懸念されていた靭帯損傷も見られませんでした。獣医師の診立てでは
「極めて程度の重い捻挫」ということになります。
この診断に山内調教師は、
「患部の腫れ方を見たら、正直言って現役続行は諦めていました。いやぁ良かった、まずは一安心です」と、驚きの表情を隠しきれませんでした。上籠調教助手も
「捻挫でここまで腫れるのは初めて見ました。辛い決断も覚悟はしていただけに、安心しました」と、喜んでいます。
患部の回復を待って、あと1、2回はエコー検査を行うことになりそうですが、どうやら現役続行の方針に大きく傾き始めたようです。
情報提供:ウインレーシングクラブ
ボールドは突然、現役続行が危ぶまれる(右前脚の球節付近の腫れ)状態になりました。どうやら、「捻挫」で現役続行のようです。年明け早々に放牧に出されると思います。半年くらい休んで、北海道シリーズから復帰でもいいかもしれません。
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