http://shikakenin.blog.shinobi.jp/%E7%AB%B6%E9%A6%AC/%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%AF%E9%99%A3%E5%96%B6%E3%80%81%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E7%AB%B6%E9%A6%AC%E8%AA%BF%E6%95%99%E5%B8%AB%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%8C%91%E6%88%A6コスモバルク陣営、中央競馬調教師への挑戦
明日の日本ダービーに
道営から
コスモバルクが挑戦する。
周知のとおり、この馬は
外厩制度を適用して、静内の
ビッグレッドファームで調教されている。
この外厩制度を今後は社台グループも利用しようとしている。大馬主が中央の調教師に預けるのでなく、自分の牧場で持ち馬を調教をして、クラシックレースに挑戦するのである。
このことは競争原理があまり働かない中央競馬の調教師への重圧になることは間違いない。
成績のいい調教師にいい馬が集まり、そうでない調教師は必死で生き残るための努力をする、生き残れないものは退場する。今まではこういったことがなされていなかった。
今年から「
メリット制」という制度が導入された。成績の優秀な5厩舎には成績の悪い5厩舎から2馬房がもらえる制度である。
また、調教師になる入り口は非常に狭く、調教師は開業すると定年まで退場することがない。
いい腕を持った調教師に馬を預けられないなら、自分のところで馬を調教するという大馬主が出てきてもおかしくはない。
欧米では、日本のトレセンのようなものはなく、あちこちに厩舎を構えている。そこで調教をして、そこから競馬場へ馬を連れて行きレースに出る。こちらは技術がよければ、馬は集まる。そうでなければ、馬は来ない。
コスモバルク陣営は手探りながら、調教を施設の整ったビッグレッドファームで行い、ダービー出走までたどり着いた。中央競馬調教師たちは安穏としてられない。
来年以降も外厩制度を利用した馬がクラシックに出てくるかもしれない。
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