http://shikakenin.blog.shinobi.jp/%E8%AA%AD%E6%9B%B8/%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%8B%89%E5%BC%B7%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9Fなぜ勉強するのか?
鈴木光司
「なぜ勉強するのか?」(ソフトバンク新書、2006)を社会人になってから6~7年目くらいに読みました。
この本に書かれている、理解力・想像力・表現力を身につけるために勉強することを学生の時に知っていたら、もっと勉強しなければならなかったと考えさせられました。
「①理解力、②想像力、③表現力を向上させて、社会をよりよくするために勉強する。」
勉強に終わりはないですね。
日々、3つの力を鍛えることが「生きる力」につながるのですから。
勉強は学生時代だけでなく、社会人になっても、当然のように行っていたことに改めて気がつきました。
著者は3つの力を次のように述べています。
理解力は「読解力」とも言える。
想像力は「理解した事柄のイメージを広げ、独自の思考、考え方を持つ」こと。
表現力は物事についての自分の考えを自分の言葉で伝えること。
さらに、世界を知ることは誰にでも重要で、今の時代、テレビやインターネットから様々な情報が飛び込んでくるが、その情報を鵜吞みにするのではなく、情報を批判的に読み、だまされないようにする(メディア・リテラシー)必要がある。
他にも具体例を挙げて、勉強することの意味を示してくれた名著でした。
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