ウインブシドウの出走結果(5/22)

ウインブシドウ【牡4・1600万】

5/22（日） 東京 12R のぞみ賞 芝 1400 55.0 田中　勝春 9/16着

ＪＲＡのレース映像はコチラ 田中勝春騎手 テンションはやや高めでしたが、自分を見失っているようなところはなく、そこは問題ありませんでした。スタートからスムーズでしたし、道中もいい感じ。手前もキチンと替えていましたし、直線も止まってはいないんです。でも、思ったほどには弾けてくれなかったという気持ちも残ります。レースを終えて振り返ってみると、スムーズなレースをしすぎてしまったかな、という気持ちはありますね。もっと溜め込んであげたほうが、より良さ生かすことができたかもしれません。これまで左回りに課題があったとのことでしたが、きょうの感じでは問題ないという印象です。

千田輝彦調教師 馬運車が苦手で、このように2日競馬場にいるのがいいようで、きょうもそのパターンでレースに向かいましたし、状態もよかったのですが、ちょっと伸びあぐねた印象でしたね。ジョッキーが言っていたように、普通の競馬をしすぎたのかもしれません。どちらかというと、思い切った競馬をさせてあげたほうが、持ち味が出せるのでは、という気持ちが出てきました。この後は、いったん栗東に戻ったのち、様子を見た上で北海度の牧場を経由して、札幌競馬に参戦というプランを考えています。フットワークは芝向きだと思っていますが、ダートもいいタイプなので条件の選択は臨機応変に行きたいと思っています。

及川の目 パドック、返し馬ともにテンションがやや高めでしたので、少し気になりましたが、田中勝騎手によると、「問題なかった」とのことですから、G1当日の雰囲気に少し気をつかっていたのかもしれませんが、許容範囲だったと思います。好スタートから好位をスムーズに追走。ラストは力の入る展開となりましたが、やや伸びを欠いた印象で9着に。ただ、走破時計は優秀ですし、上がりのタイムも33秒8。着差も少ないですから、決して内容が悪かったわけではないと感じています。もっと溜める競馬がよかったかも、とジョッキーでしたが、きょうの馬場では正攻法の競馬をせざるを得ないところでもありました。転厩してまだ日は浅いですし、まだまだ秘めたものの多さを感じさせてくれるブシドウですから、夏の降級からバージョンアップしていくことを期待していいと思っています。

情報提供：ウインレーシングクラブ

（観戦記）
ブシドウはパドックでどうやら花壇に突っ込んだらしいです。少しチャカチャカしたところがありましたが、これは「いつもの感じ」だそうです。
返し馬は少し口を割るような感じになりましたが、レクチャーのときに会員の方から3戦目で逃げて12着に大敗した時もこんなふうに返し馬をしたという話を聞きました。
ブシドウはスタートが結果的に良すぎて4番手でしたが、府中の馬場は前に行った馬が止まりませんので、脚を溜めた方がよかったかどうかはわかりません（見ている方は燃焼できたかもしれませんが）。でも、コンマ7秒しか負けていませんので、次はいい結果を残してくれそうです。
ブシドウは一旦、栗東に戻り、ファンタストクラブを経由して、札幌に入るようです。札幌で1000万クラスなので、芝1200、芝1500、ダート1700と選択肢が豊富ですので、いつでも勝ち上がってくれそうです。

2歳馬の話を少々。

オーラムは先週、美浦のリバティに移動したそうです。阪神開催（6/4～26）でデビューする予定とのことです。
タイキシャトル産駒で走る馬の特徴は「前脚のカキ込みが強い」ことだそうです。

フロレゾンはクラブスタッフ・及川さんが好みの馬だそうです。粕谷調教師が「この馬がダメだったら、自分の腕を疑ってもらって構わない」とクラブスタッフの方に話されたそうです。調教師には「この馬は走る」という自信があるようです。