http://shikakenin.blog.shinobi.jp/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E5%8B%9D%E6%89%8B%E6%AF%94%E8%BC%83%EF%BC%8D%E5%90%84%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AE%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%8F%90%E4%BE%9Bソーシャルレンディングの使い勝手比較-各ファンドの情報提供
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募集時 | メール連絡※ (募集開始時) | - | - | メール連絡※ (募集前営業日) |
分配予定 | 確認可能 | 確認不可 | 確認不可 | 確認可能 |
繰上返済 | メール連絡有 | 画面で要確認 | 画面で要確認 | メール連絡有 |
貸倒・遅延 | 不明 | 画面で要確認 | 不明 | 不明 |
返済完了 | メール連絡有 | 画面で要確認 | 画面で要確認 | 不明 |
※新規案件募集開始のメールは事前に登録が必要。
現時点では確認できていない項目は「不明」と記載。
サービスレベルが高い順に4社を並べると、
Lucky Bank≧maneo>CrowdBank≧AQUSHの順。
募集時の情報提供から見ていくと、「ファンド新規案件募集」をメールでユーザーに連絡する仕組みがmaneoとLucky bankにはある。
特に、Lucky bankは募集の前営業日にメールが届くので、資金の準備がしやすい。
次に、「分配予定」がmaneoとLucky bankはログイン後の画面で確認できる。
元本と利息がいつ、いくら支払われるかの予定がわかるので、資金繰りの計画が立てやすくなる。
但し、貸倒・延滞・繰上返済が発生しないと仮定した場合の分配予定。
maneoとLucky bankで繰上返済が発生した場合はその内容が分配予定に反映される。
AQUSHとCrowdBankは繰上返済を随時受け付け、貸付資金の返済時期が1つのファンドで異なるものがあるため、将来の分配予定を明示するのが困難と思われる。
そして、ソーシャルレンディングの運用で一番大きなリスクは何と言っても「貸倒・延滞」である。
今までに「貸倒・延滞」が発生したのは4社のうち、「maneo」「AQUSH」の2社だけ。
そのうち、「maneo」は事業性ローンファンドで返済の遅延が発生していたが、保証会社による保証で完済したことが過去にあった(
17件・441百万円)。
また、「AQUSH」の「
AQUSHマーケット」は延滞・貸倒が発生したことがある。
貸倒が初めて発生したのが2011年3月で、このときだけメールで連絡があった。
それ以降の貸倒・延滞は「運用中のファンド(ポートフォリオ)」画面で確認する必要がある。
今後、「AQUSH」以外の3社で返済の遅延や貸倒が発生した場合、何らかの連絡があると思われるが、現時点では不明。
ファンドで投資資金を運用するには事業会社から投資家への情報提供が積極的に行われることが必要で、まだまだ改善の余地がある。
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