http://shikakenin.blog.shinobi.jp/%E5%B8%B8%E8%AD%98%E3%82%92%E7%96%91%E3%81%88%EF%BC%81/%E3%81%B5%E3%82%8B%E3%81%95%E3%81%A8%E7%B4%8D%E7%A8%8E%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84ふるさと納税をしない
私は
ふるさと納税をしないことにした。
理由は「自分が住んでいない」
市町村のサービスを現在又は将来受けることがないからだ。
本来、
住民税は「自分が住んでいる」市町村及び
都道府県に納税する。
その対価として、行政サービス(警察・消防・福祉・公衆衛生・住民票登録など)を受ける。
一方、「ふるさと納税」の正体は市町村による住民税の「分捕り合戦」だ。
そのふるさと納税は「
税金控除(自己負担2,000円)」が受けられ、「
特産品」がもらえて、「
使い道」を指定することが納税目的だ。
そして、ふるさと納税の対価は「特産品」「税金控除」「使い道指定」から得られる、「何かいいことをしたなあ」という"自己満足"だ。
それから、ふるさと納税を受け取った市町村は「特産品(納税額の2~3割)」を納税者に贈り、残った税金(7~8割)を「指定した使い道」に使うことができる。
この「指定した使い道」の資金を得るための制度が「ふるさと納税」だ。
そもそも特産品が欲しいのであれば、インターネットショッピングで買うか、現地に行って買えばいい。
「使い道」が決まった
寄付をしたいのなら、市町村でなく、他の団体の方がいいかもしれない。
また、自分が住んでいる市町村が
公債を発行しているのであれば、公債発行を減らすことを考えた方がいいはずだ(他の市町村に寄付する余裕などない)。
おまけに、ふるさと納税は自分の住んでいる市町村・都道府県に納める住民税額が「ふるさと納税額-2,000円」だけ減る。
しかし、ふるさと納税を含めた納税額の合計は変わらず、節税にはなっていない。
それどころか、自己負担額が2,000円なので、キャッシュベースでは損をすることになる(2,000円以上の特産品をもらえばトントンだが)。
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