http://shikakenin.blog.shinobi.jp/%E8%B3%87%E7%94%A3%E9%81%8B%E7%94%A8/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AF%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%81アナリストレポートは読んではいけない!
ずいぶん前の話だが、後輩から
「(株式を購入するときに)
アナリストレポートは読まないんですか?」
と質問されたことがある。
「読んでいない。」
と答えた。
ハッキリ言おう、アナリスト・レポートは読む値打ちがない。
そんなものを読んで、株式を買っていては市場平均を上回るパフォーマンスを記録することはできない。
自分が興味を持った企業について、
有価証券報告書、
事業報告書、ホームページやその企業の製品・サービスとその企業のライバル会社を自分で調べるのが一番いい方法である。
「
証券アナリスト」はよくその会社を訪問しているので、その会社に気に入らないレポートは書きにくいはずだ。
「証券アナリスト」は通常、証券会社、投資会社、
機関投資家に雇われている人がほとんどで株式を買いませんかと顧客に勧めることを商売にしている人たちだ。
そんな人たちが書いているのだから、当然分析されている企業のいいところが多く書かれているはずだ。
ウォーレン・バフェットはそのようなレポートについて、こう言ったそうだ。
(以下、引用)
証券会社が機関投資家などに配っている投資銘柄推奨レポートには、どの程度の注意をはらうのだろうか。
「読みません。床屋さんに行って、”散髪した方がいいかな”と聞くようなものです」
株式市場の先行き予想については、こう話している。
「予想というのは普通、将来のことよりも予想者自身のことを詳しく語っているようなものです」
(引用、終わり)
(出典:ジャネット・ロウ著・平野誠一訳「
バフェットの投資原則」(
ダイヤモンド社・2005年)41ページ)
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コンセンサスを気にしてはいけない!
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