今年の確定申告(e-tax)

今年も確定申告を「e-tax」で行う。

今年の申告の目的は下記の３つ。

１．「上場株式の繰越損失（平成21・23年分）」と当年の「上場株式等の譲渡益」を相殺し、「上場株式の繰越損失（平成23年分）」を翌年以降に繰り越す（平成25年分～26年分まで繰越可能）。

２．「上場株式の配当収入」（平成23年分）と「１．の繰越損失」と相殺し、源泉徴収税額（所得税）の還付を受ける（住民税は6月以降の給与から天引きする時に更正される）。

　→これでも平成２３年分の繰越損失が多いので、平成２５年以降に繰り越すことができる。


３．雑所得について、「ソーシャルレンディング（maneo）の収入」と「一口馬主（ウイン）の損失」を相殺し、税額の還付を受ける。

上記のうち、１．と２．で生じる税還付の確定申告を1月下旬に行った（2月中旬に還付される旨、「還付金処理状況確認」で確認済）。

その後、３．の雑所得の還付について、ウインからの支払調書が届いた2月9日に行った。（こちらは１か月ほど後、3月中旬に還付された）
【雑所得の申告について】
◎雑所得は20万円以下ならば、確定申告は不要。
（各種の所得金額（給与所得、退職所得を除く）の合計額が全て「雑所得」の場合）

◎確定申告することにより、源泉徴収された税金が還付される場合がある。
⇒「課税所得が330万円以下」で「所得税・税率が10％以下」の場合

◎雑所得がプラスの場合、総合課税（国・10%※＋地方・10%＝20%）で税額が計算される。
⇒所得税で還付を受けても、住民税徴収時（6月以降）に課税される。

※国の所得税率は所得に応じて、5%、10%、20%、23%、33%、40%である。

下記の表が私の申告した「雑所得」である。

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雑所得は20万円以下なので、申告は不要だが、雑所得全体に対する「税率」が「28%」なので、「総合課税」の合計税率・20%（所得税・10%＋住民税10%）の税額より大きいので確定申告を行った。

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雑所得に対する所得税は総合課税（10%）で「10,933円」。

市民税と県民税を合わせた地方税も総合課税（10%）で「10,933円」。

国税と地方税で課税されるのは「確定税額・21,866円」。

源泉徴収されたのは「31,065円」なので、「確定税額・21,866円」との差額は「9,199円」になる。

確定申告では所得税額が確定するので、「源泉徴収税額・31,065円」と「所得税・10,933円」の差額である、「20,132円」が還付される。

6月以降に平成25年分の市民税・県民税の「10,933円」が徴収される（下記表を参照）。

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ところで、職場で住民税の「決定通知書」（細長くて短冊状のもの）が6月頃に交付されるが、そこに雑所得を載せたくない（職場に知られたくない）場合は確定申告時に「住民税・事業税に関する事項」の「１．給与・公的年金等の他に所得のある方の入力項目」で「自分で納付」を選択する。

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