2011年3月14日のわたし（東日本大震災の３日後）

２年前に発生した、東日本大震災当日の自分の記憶があいまいになりつつあったので、自分の行動を記録するためにこの項を起こした。

３月１１日（金）、３月１４日（月）の２日を振り返る。

１２日（土）、１３日（日）は今ではほとんど思い出せない。

１４日（月）は通勤するつもりであったが、最寄駅に電車が朝から１本も運行しないとは思ってもいなかった。

今回は３月１４日（月）を振り返る。
午前４時、携帯電話にメールが届いた振動で目が覚めた。

「××線、○○から△△まで折り返し運転」とあった。

私は当時、電車で１時間４０分かけて、通勤していた。
最寄り駅には電車が運転していないし、運転している駅までも歩いて２時間以上かかるので会社への出勤は無理であった。

会社に出勤する仕度をしていた、父が茶の間にいた。
電車が動いていない旨を伝えた。「車で会社まで送って行ってくれ」

父を車で会社まで送っていくことになった。
国道は渋滞していそうなので裏道を通って行ったが、途中で道がわからなくなり、父の勤務先までそう遠くはないところで国道に入った。
父の勤務先に通じる道へ入ると渋滞で車が動かないので、父は車を降りて、会社に向かった。

父の勤務先近くのコンビニで朝食を買うと、私の会社にも連絡をしなければと思って、携帯電話を見た。会社からメールが届いていたので、電車が動いておらず、出勤できない旨を同僚にメールと電話で伝えた。

９時ころ、車で家に着き、朝食を食べた。

新聞を読んだ。

電車が動いている区間はどこで、会社に通勤できるルートがないかどうかをＰＣで調べた。

ミネラルウォーター２リットルが家にあと１本しかなかったので、ドラックストアへそれを買いに行った。
レジにはお客さんの長蛇の列ができていた。
列に並んでミネラルウォーター２リットル１本を買った。

昼食を買いにスーパーに歩いていくと、シャッターが下りていて、「開店は１４時」と書かれたチラシがあった。
１４時まであとわずかだったので、そこで待って、シャッターがあいて、店に入ると周りにもたくさんの人がいた。
買い物かごをカートに入れて、必要になりそうなもの（米・水・昼食など）を見繕って、家にいる妹にスーパーに車で来るように電話した。
妹と他に必要なものがないかを探して、それらを買って、車で家路についた。

夕刻になり、父から電話が入り、車で会社へ迎えに行った。

家に帰り、夕食を食べていると、テレビで福島第一原発のニュースが報じられていた。
また、日本経済全体に大きな打撃が長期間続きそうと報じられていたので、優良企業の株価が下がる可能性があると思い、コンビニのＡＴＭで証券会社の口座に入金し、安い指値での買い注文をＰＣから入れた（翌日にその注文がすべて約定した）。

風呂に入った。

ベットに入った。