http://shikakenin.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E8%A8%98/%E9%9B%BB%E8%BB%8A%E3%81%AB%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%92%E5%BF%98%E3%82%8C%E3%81%9F電車にカバンを忘れた
「あっ、カバンがない」
音楽を聴きながら、自宅近くの駅からの家路を歩いていると、いつも肩掛している「カバン」がやけに軽いと思ったら、なんと「カバン」がなかった。
どこに「カバン」を置き忘れたのか、それとも落としたのかを私ははっきりと覚えていなかった。
財布、定期券、携帯、
ウォークマンと傘は持っていたが。
「カバンはどこ?」と考えているうちにお腹をこわしたので、家まで走った。
「ただいま。カバンをなくした。」
記憶をたどっていくと、勤め先近くで夕食を食べ、電車に乗った。
最初に乗った電車では「カバン」はひざの上に置いていた。
その後、乗り換えた電車の網棚に「カバン」を置き、ウォークマンを取り出して、音楽を気分よく聴いていた。
A駅で電車から降りるとき、「カバン」を網棚から取った覚えがなかった。
どうやら、その電車の網棚に「カバン」を置き忘れたらしい。
夜の遅い時間だったが、A駅に車で行き、駅員に電車内に「カバン」を忘れたことと「カバンの中身」について説明した。
駅員さんはノートパソコンの端末を操作し、拾得物のデータを調べてくれていたようだった。
「そのような『カバン』があったという報告はまだありません。翌日に(拾得物のデータベースに反映され)車内に落し物があったかどうかがわかりますので、こちらに電話で問い合わせ願います」
と駅員は問い合わせ先を書いた紙を渡した。
翌朝、問い合わせ先に電話すると、
「そのような荷物があったという報告はありません」
と担当の方に言われたが、昨日の拾得物のデータが反映されるのは「12時くらい」なので、また電話してほしいとのことだった。
12時すぎに電話し、「カバン」の中に会社で使用する「名札」が入っている旨を説明した。
担当の方が「名札」があるのでしたら、フルネームで探すことができるとのことだったので、フルネームを伝え、データを確認してもらった。
(担当)「○○様、ありました。B駅にございました。」
(私) 「ありがとうございます。最寄りのA駅にそれを送ってもらうことはできますか。」
(担当)「B駅に取りに来ていただくか、宅配(着払い)で送ることになります」
(私)「宅配ですと、日数がかかりますか、私はそれを月曜日に使いたいのですが」
(担当)「宅配ですと日数がかかります。B駅で名前を言っていただき、(運転免許証など)身分がわかるものをお持ちいただければ荷物をお渡しします」
その後、B駅まで「カバン」を取りに行き、「カバン」の中の状態に問題がないことを確認した。
担当の方に「ありがとうございました」と礼を言い、「カバン」を家に持ち帰った。
○JR東日本ではどうやら拾得物のデータベースがあるらしく、翌日の12時ころに前日のデータが反映されるらしい。
○
JR東日本問い合わせセンター(お忘れ物)の電話番号は「050-2016-1601」(時間は6時~24時)
○拾得物に持ち主の「名前」が特定できるもの、たとえば名札などがあると確認が早くできるらしい。
(イラストは
カノズ・ファクトリー提供)
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