http://shikakenin.blog.shinobi.jp/%E8%B3%87%E7%94%A3%E9%81%8B%E7%94%A8/%E4%BB%8A%E3%81%AE%E8%B3%87%E7%94%A3%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%81%8C%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%89%E3%80%81%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B今の資産価格がバブルだったら、どうなるのか
ソースは
日経ビジネス2013年11月11日号150-151ページ、
Nouriel Roubini(ノリエリ・ルービニ)「金利で二者択一迫られる先進国」。
以下、引用。
(前略)
今のところ、信用、株式、住宅市場でバブルの予
兆が芽生えている国の政策当局は、経済の低成
長を踏まえて利上げを先送りしている。だが、彼ら
が頼りにしているマクロプルーデンス政策(注)が
本当に金融システムの安定に役立つかどうかは
定かではない。
仮に役立たなければ、政策当局はいずれ厳しい
二者択一を迫られることになる。重大な危険をは
らむバブルを回避すべく景気回復の息の根を止め
るのか、それとも金融危機再発の危険を冒しても
経済成長を優先するのかの二者択一だ。
現状はと言えば、資産価格が上昇を続けている一
方で、多くの国であらゆる景気回復策が出尽くした
感がある。
以上、引用終わり。
(注)マクロプルーデンス(本文より)
金融システム全体のリスクの状況を分析・評価
し、それに基づいた制度設計、政策対応を通じ
て金融システム全体の安定を確保し、バブル発
生の回避を図ること
ノリエリ・ルービニ氏はバブルの芽を摘むには「利上げ」しかないと主張している。
先進国は金融緩和政策をもうこれ以上ないほど行っているため、これ以上の景気回復策を求めるのであれば、規制緩和政策くらいのものだ。
資産価格の上昇が続く中で、商品価格は日本を除いた世界で下落している。
金融緩和により、供給されたマネーは需要が無いため、財・サービスなど実体経済には向かわず、リスクの高い金融資産に向かっているようだ。
この流れはバブル発生の温床を作り出していると言えないだろうか。
バブルが発生し、崩壊しても大丈夫なように対策を個々人で取っていく必要があるようだ。
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