http://shikakenin.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E8%A8%98/%E4%BD%8F%E5%AE%85%E3%82%92%E8%B2%B7%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AE%E8%80%83%E5%AF%9F住宅を買うことの考察
私は「住宅」は購入しない方針だ。
なぜならば、この国で土地と住宅を購入するとかなりの財産を使うことになるからだ。
(この国の大人の夢を壊すのは「住宅」と「教育費」のせいと言う人(
植松電機 植松専務)もいるくらい)
一般的に住宅を買うなら、その費用は「
年収の5倍」以内が目安と言われている。
家は「数千万円」単位の買い物だ。
立地・面積・施工業者・デザイン・設備などの多くのことについて、購入時に非常に慎重でかつ的確な判断を行わなければならない。
地震、竜巻、洪水などの災害にその土地が強いのかどうかもよく調べないといけない。
買った土地の裏が斜面で雨が降ると、
地滑りが起きたり、水が出るのでは安心して暮らすことができない。
昔、田んぼだった土地を整地した上に家を建てたところ、地震で
液状化現象が起こり、住むことができなくなっても困る。
建てた後の仕様変更は難しく、「
欠陥住宅」だったら、目も当てられない。
買った後も維持費・税金が大きい。
いい事業者(
大和ハウス、
積水ハウス、
旭化成など)に建ててもらうほど建築費もかかる。
「
中古住宅」の市場が少しずつできてはいるが、流動性は低く、安価な住居を容易に購入できる環境は整っていない。
それならば、一生同じところに住むことは考えずに、「賃貸」あるいは「流動性の高い中古住宅」などに住むこととして、できるだけ費用を抑えたい。
年齢や生活環境、仕事など自分の周辺の変化に応じて、住みたいところに引っ越していくことを自分はやってみたい(今は実家暮らしであるが)。
近くに図書館と
カーシェアリングが利用できるところがあるのが今の自分には望ましい。
賃貸で転々と引っ越しをすると、そのたびに費用がかかって、一戸建てに長く暮らすよりもひょっとすると費用はかかるかもしれない。
だが、ひとつのところにずっと住んでもいい「快適」な場所であればいいが、先に述べたようなリスクのほかに、そこが将来も住みやすいところであり続けるかはわからない。
そのため、その時々で暮らしやすいところを探すのも悪くないと思っている。
(イラストは
フリーイラストレーター素材提供)
キーワード:「住宅」「中古住宅」「価格」「カーシェアリング」「年収の5倍」「賃貸」「リスク」
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